遅れてやってきたサンタクロースどころではない、駒場祭のお礼とこれからについて

いっけなーい!遅刻遅刻
街じゅうのクリスマスツリーが跡形もなく撤去され、門松やら正月飾りに一斉に入れ替わるあの一晩を、誰か映画にでもしてくれないかなと考えていたのです。12月26日の午前0時になるや否や、日本中のクリスマスツリーと門松が阿鼻叫喚の炎上バトルを繰り広げるB級映画とかどうでしょうね。そんなことを書いているうちに2018年が終わりかけています。どうもこんにちは、広報担当の廣川です。何かとあわただしいながらもなんとなく感慨深いような気がする大晦日、皆様いかがお過ごしでしょうか。大晦日?


激突!


思い返せば幾星霜、駒場祭が挙行されたのは2018年11月23日(金)から25日(日)。とうに1カ月以上経っているではありませんか。遅れてきたサンタクロースどころの騒ぎではない。ジブン×ジンブンのTwitterアカウントではbotだけが延々と豆知識を吐き続け、このブログに至っては閑古鳥でさえ暇をもてあます有様、つまり、うっかり「去年今年〈こぞことし〉貫く棒の如きもの(高浜虚子)」にならんとしていたわけです。すいませんでした。


いまどき謝罪動画のイラストなんてあるのね……
さて、ほんとうに遅ればせながらではありますが、駒場祭の振り返りとお礼、そしてこれからのことを少し、お話ししようと思います。


駒場祭「ジブン×ジンブン」は大盛況でした。ありがとうございました

このロゴもすっかりおなじみになりました



駒場祭「ジブン×ジンブン」にご来場いただいた皆様、お心にかけてくださった皆様、ありがとうございました。ご来場いただいた人数は、
約1,500~1,600人(予想以上にたくさんの方々にご来場いただいたため、当日の運営が手一杯になり、正確にはカウントしきれていません)。「予想の500倍くらいお客さんが来た」と言っているメンバーがいましたが、体感ではまさにそんな感じです。小学生、中高生、大学生(大学・文系理系問わず!)、大学院生、社会人の方々まで、様々な学びと生活をバックグラウンドにもつ方々とお会いすることができました。
改めて振り返りますと、「ジブン×ジンブン」は、「人文学をジブンごととして考えてみる」ことをコンセプトに、来場者書き込み型展示やカードゲーム、実物資料などを活用したインタラクティブな展示を通じて、人文学の課題、魅力、未来について発信する企画でした。そして何より、展示だけでなく、UT-humanitasとお手伝いクルーの現役大学院生が、来場者の皆様と直接お話するというのが、今回「ジブン×ジンブン」では大きな特徴だったと思います。

特に人気だった「ジンブンアトラス」では、たくさんのおもしろい付箋コメントをいただいたり、

ちょっとした気づきも研究の入り口になるんです

ライブラリースペースでは、UT-humanitasのメンバーが恥を忍んで公開した卒論の実物や、おすすめ書籍を手に取っていただいたり、

一冊一冊にオリジナルの帯をかけ、書評も書きました。

図書館焼失などのまあまあえぐいイベントが起こるオリジナルカードゲーム「文学部長賞を奪取せよ!」もプレイしていただいたし、

奪取していただきました

学問の海を望む」、「研究室紹介」、「How to make 学術書」、「高大接続」、「東大人文系院生の生態を追え!」、「文系学部を取り巻く歴史と現状」の各展示でも、来場者の方々と運営メンバーとが熱心に話し込む場面が多くありました。

大盛況でした。

文学部って文学だけを研究しているんじゃないんですね!」というお声もなんだかうれしく感じたり、「お兄さん/お姉さんのお話で、社会科が好きになりました」と小学生の生徒さんから言ってもらえたり、「学生時代に人文学と接する機会はなかったけれど、おもしろそうだと感じた」と言ってくださる社会人の方がいたり。リアクションコーナーにも、丁寧で熱のこもったコメントが集まりました。来場者の皆様それぞれに、「ジンブン」と「ジブン」がつながる瞬間があったのではないでしょうか。

そして何より、励みになったのは、「こんな企画を待っていました」というお声が多かったことです。この「ジブン×ジンブン」も、東大の学園祭に、文系とくに人文系の学術系企画が極端に少ないことから立ち上げられた企画でした。「文系の展示は難しそうだし地味」、「やっぱり理系のほうが人は集まる」、確かにそうかもしれません。にもかかわらず、「ジブン×ジンブン」は多くの人の熱気であふれていました。人文系企画の需要は、潜在的に、そして確実に、あったのです。

東京大学が10の学部と15の大学院研究科を擁する総合大学であるからこそ、学園祭でも、様々な学問について知る機会があったほうがおもしろいとわたしは思います。もちろん人文系学問についても。


UT-humanitasはこれからも続きます!まずは五月祭で「ジブン×ジンブン」第二弾を。



というわけで、続編決定です!!!
めでたい
駒場祭が終わった後も、「ジブン×ジンブンのような企画を今後も続けてほしい」という声を多くいただきました。また、UT-humanitasのメンバーからも、やり残したことや改善したいことがそれぞれにたくさん出てきました。
まだ正式な手続きはしていませんが、まずは2019年度五月祭で、「ジブン×ジンブン」は第二弾を開催予定です!


続クンです。


た、2018年度駒場祭で「ジブン×ジンブン」を運営したUT-humanitasのオリジナルメンバーだけでは、今後の活動を続けていくことは難しくなってきます。7人それぞれ、博士課程に進学したり、企業に就職したりと、別々の進路を選択する予定でいます。そのため、UT-humanitasをゆるいサークルとして立ち上げ直し、新たなメンバーを加えつつ活動を続けていこうと考えています。


UT-humanitasと「ジブン×ジンブン」のこれから

人文学についてもっと知ってもらいたい、おもしろさを伝えたい、というUT-humanitasの思いは、これからも変わらないと思います。一方で、“人文学至上主義”になってもいけないよね、という話もしています。なにも人文学だけが人間や社会に資する学問ではないのですから。
今後は、学園祭内イベントとしての「ジブン×ジンブン」だけでなく、ブログをウェブメディアとして充実させたり、ビブリオバトルや読書会などのワークショップを試みたりなど、いろいろなチャネルで活動を発信していこうと模索中です。


そんなわけで、今年はUT-humanitasとジブン×ジンブンを応援していただきありがとうございました。皆様、よいお正月をお迎えください!
良いお正月を~!
最後にもう一度。遅くなって申し訳ありませんでした!!!!!もう紅白歌合戦終わっちゃうよ!


読者のみなさんへお願い

今後、UT-humanitasにこんなことをやってほしい! こんなコンテンツを発信してほしい! というご提案・ご要望をゆるく募集中です。このブログのコメント機能や、Twitterのリプライなど、お好きな方法で送ってください。お待ちしています!
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