人文学出張授業!「10分で伝えます!」

はじめましてのかたはこんにちは。そうでないかたはいつもありがとうございます。
UmeeTさんで取り上げていただいた効果で、はじめましてのかたも多いかもしれませんね。
ジブン×ジンブン、雑文担当の木村です。

早くも駒場祭は今週の末に迫り……早いな。早いですね。すでにTwitterでは様々な企画の告知ツイートが乱舞しています。
そんな中、ジブン×ジンブンからも追加の告知があります。

なんと、ジブン×ジンブンメンバーのうち廣川さん・長戸さん・木村の3人が、
ジブン×ジンブンの企画を飛び出し、理系学生に交じって公開プレゼンをします!!

場所はジブン×ジンブンの1号館からもそう遠くない、
「21KOMCEE East」2階の「K211教室」です。

ジブン×ジンブンのメンバーによる発表のタイムテーブルは、以下の通り。
(タイトルをクリックすると各発表の紹介に移ります。)

11/23(金)
11:45 江戸と明治の境目で―地域博覧会ことはじめ 廣川 千瑛
13:45 知識の価値の再考—教育哲学とは何か— 長戸 光
15:45 「明治150年」の「国家神道」史(?) 木村 悠之介

11/24(土)
11:15 知識の価値の再考—教育哲学とは何か— 長戸 光
13:45 「明治150年」の「国家神道」史(?) 木村 悠之介
15:45 江戸と明治の境目で―地域博覧会ことはじめ 廣川 千瑛

11/25(日)
10:15 「明治150年」の「国家神道」史(?) 木村 悠之介
12:00 江戸と明治の境目で―地域博覧会ことはじめ 廣川 千瑛
14:00 知識の価値の再考—教育哲学とは何か— 長戸 光

これは「10分で伝えます! 東大研究最前線」という企画の一部として行われます。


「10分で伝えます! 東大研究最前線」とは?

皆さんは、「10分で伝えます! 東大研究最前線」という企画を知っていますか?
駒場祭パンフレットの「おすすめ企画」「学術企画」として紹介されているので、ご存知の方も多いかもしれません。

公式サイトより、説明を引用します。

《10分で伝えます!東大研究最前線》は、
理系文系問わず集まった東京大学の大学院生/若手研究者による講演企画です。
様々な分野をとり混ぜて、それぞれ10分間という短い時間でお伝えします。
質疑応答の時間も確保し、より深く知りたいあなたの知的好奇心に応えます。
お気軽にお越しください!

今回、廣川さん・長戸さん・木村の3人はこの「10分で伝えます!」にも参加し、プレゼンを行うこととなりました。

ここで、過去記事で原田さんが、大学に対して以下のような提案をしていたのを思い出します。

「受講者数人で1グループを作り、専攻はできる限りばらけさせる。一回の授業で一人が自分の研究について自由に30分程度発表する。残り時間は全て質疑応答議論の時間とする。そのような機会が欲しい。」

「10分で伝えます!」は、発表時間が10分、質疑応答が5分と短いですが、なおのこと伝えるための努力が必要になる、とも言えます。
「共通言語の外面化」を、研究者同士どころか一般に向けても行うことを求められる場が、すでに駒場祭には存在していたのです。
(他にも人文系の登壇者はいらっしゃいますが、ほとんどがいわゆる理系分野の方々です。発表テーマを一覧したい方は、先述した「10分で伝えます!」の公式サイトをご覧ください。)

さて、以下ではそれぞれのメンバーが行う発表について、概要を紹介します!


廣川「江戸と明治の境目で―地域博覧会ことはじめ」


要旨:
日本の博覧会の歴史は、幕末・明治時代にまで遡ります。特に明治初期は、東京だけでなく様々な地域で博覧会がブームになりました。江戸から明治に移り変わる激動の時代の知られざる文化「地域博覧会」を、石川県金沢市を例に紹介します。


ガチャガチャお姉さんこと廣川さんが本領を発揮し、博覧会お姉さんとして熱弁を振るいます。
すでに自己紹介記事においても少し触れられていますが、今回取り上げられる明治初期とは、江戸時代の文化と西洋輸入の文化がカオスに混ざりあった、非常にわくわくする時代でした。
当時を生きた人々は、博覧会を通して何を考えていたのでしょうか?
明治の弁士もかくやという軽妙な語り口、ぜひともご照覧あれ。

11/23(金) 11:45
11/24(土) 15:45
11/25(日) 12:00



長戸「知識の価値の再考—教育哲学とは何か—」

要旨:
知識偏重の教育はダメだ、色々な「◯◯力」を身につけさせようという動きが近年強くなってきています。ところで最近自己啓発本の広告ばかりが目につく電車の中。これって何か関係ある?教育哲学を通して教育を捉え直してみましょう!


「科学認識論」と訳しうる領域、「エピステモロジーを研究している長戸さん。
その発表テーマは、ジブン×ジンブンで彼が担当する「高大接続」コーナーにおける議論とも密接に関連しています。
ただし「高大接続」コーナーで取り上げられる内容が出てくるのは、主に発表の前半部です。
後半ではさらに発展し、「知識」という観点に関する長戸さん自身の視座が示されます。
社会的にも喫緊の課題へ果敢に斬り込んだ、クリティカルな発表です。

11/23(金) 13:45
11/24(土) 11:15
11/25(日) 14:00


木村「「明治150年」の「国家神道」史(?)」

要旨:
いわゆる「明治150年」である今年、明治以降の宗教史を考える上でのキーワードである「国家神道」に関する研究は、新たな展開を迎えています。明治以来の「国家神道」史と「研究」行為の関わりを、始まりから最先端まで紹介します!


近代神道を専門とする木村が、近代神道史を、あるいは日本宗教史を語る上で欠かせないキーワードである(はずの)「国家神道」に関する、研究の最前線を論じます。
自由語り記事では「神道学」の話が出てきましたが、果たして今回は……?

11/23(金) 15:45
11/24(土) 13:45
11/25(日) 10:15

おわりに

以上、「10分で伝えます! 東大研究最前線」における3人の発表について紹介しました!

普段全く交流のない理系分野の院生さんたちからコメントをもらって内容を練り上げ、
しかも10分という非常に短い枠にどうにか収める。
そんな今回の発表準備はそれ自体が非常に創発的で、様々な点に気づかされる作業でした。
ジブン×ジンブンのほうでもプレゼンをやるようにしてもよいかも、と思うぐらいです。

ジブン×ジンブン本編と併せて、ぜひ「10分で伝えます!」のほうにも足を運んでみてください。
より開かれた人文学の姿がそこに顕れることを、いま予期しています。

そして、私は練習しなければ……。

駒場祭でお待ちしております。

「10分で伝えます! 東大研究最前線」公式サイトはこちら!

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「ジブン×ジンブン」企画ID:386
第69期駒場祭にて開催東京大学駒場キャンパス(東京都目黒区 京王井の頭線・駒場東大前駅東口よりすぐ)
会場:1号館1階 112教室
日時:2018年11月23日(金)9:00-18:00/11月24日(土)9:00-18:00/11月25日(日)9:00-17:00
※25日(日)のみ終了時間が早まりますのでご注意ください。
入場料:無料(任意カンパ制)
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